ヒナの存在が母親と妹に知られ、新田はヒナを連れて帰省する。
服役中のアニキの娘だということにしたが、ヒナは挨拶しかできず新田も泥酔。次々とボロを出してしまう。脚本:大知慶一郎 絵コンテ:及川 啓 演出:松原 桂 総作画監督:枡田邦彰 作画監督:川島 尚
出典:アニメ版ヒナまつり公式サイト
第6話 「新田さんの父親はダンディ」
今回は珍しくアンズの出番が後半に回っていつもと逆の演出になりましたね。
いつもは「感動」→「笑い」だった気がしますが今回は「笑い?」→「感動」でした。
今までかなりおもしろかったんですが、個人的には失速を感じてしまいました。
新田さんの妹のキャラがなんだか良くわからなかった。
妹は働いてないのかな?
ジャージ姿で毎日酒飲んでる風だったし。
酔っぱらいとはいえアリにビール浴びせるシーンで「うわぁ・・・」ってなりました。
まあ僕も子供の頃は虫を平気で潰したり、アリの巣に水流そうとしたりしましたけど、大人になって意味もなくそんなことしてたら普通に引きますわ。
母親のキャラもいまいち掴みにくいし、なんとなくで登場させた感じがする。
だからキャラ設定が固まっていない。
そういうキャラが出てくると視聴者としては不安な気持ちになる。
「ここ、笑うとこ?」状態になる。
マジメなシーンなのかギャグなのか判断に困った前半でした。
その点ヒナってすげえよな。
最後までクズたっぷりだもん。
さて、今週のヒナまつりは?
アンズ、新天地へ
そこはエビチリだろ!
の3本です!
新田さん、親になる
我が子の成長に感動する新田さん。
確かに思い返せば、壺破壊されたり、そもそも家自体破壊されたりしたのに、それよりもヒナの成長に目を向けられる精神。
僕は敬意を表するッ!
インテリヤクザとはなんだったのか。
インテリの割には嘘が下手だよねwww
裏を返せばマジメで良い奴!
料理も上手い!
部屋も片付いてる!
ただのいいお父さんだこれ・・・
アンズ、新天地へ
引取先が見つかってよかったねアンズちゃん。
まあオープニングでさんざんネタバレしてたけども。
キャンプ撤去は残念だったね。
子供一人の力じゃどうにもならない無力さを知ってしまったか・・・。
念動力とかいうもはや一切使われてない要素。
「仕事してお金もらうからご飯食べられるの」
子供ですらこんな台詞をいえるのに俺たちと来たら・・・
働かずに飯食ってゲームしてえなあ!
しかし、アンズの泣き顔の止め絵はいらんかったと思う。
押し付けがましいわ。
ワンピースかよ。
今までアンズとやっさん達の人間臭さを見て僕が勝手に感動してたのに、今回は「お前らこういうのが好きなんでしょ」って感じで見られるのを前提に作られたように見えた。
何言ってるかわからないからたぶん伝わらないwww
急に視聴者目線での演出が始まったといえば良いのかなあ。
今まで「アンズ+やっさん達」という2つの要素から作られてたのに「アンズ+やっさん達+視聴者」という3つの要素から構成されていた用に感じた。
「ホームレスの実態」という番組があったとしてホームレスがずっとカメラ意識して行動してたら本当の実態じゃないじゃん!的な。
特殊エンディングが流れることもあり、今回はいつもと違う作り方をしてきたのは伝わったと思う。
そのエンディングは全員カメラ目線だからね。
なんか違わない?
曲のタイトルからして写真帖だから、写真を意識したのは分かるけど。
いつ誰が撮影したのかなって気分。
あやとり教えてるシーンとかアンズが歌うたってみんなが感動したシーンとかを切り抜いて回想っぽく流すんじゃダメだったんですかね?
そういうところを見て「感動を押し付けてきてんなあ」と思ってしまった。
それが悪いわけじゃないんだけど、ヒナまつりがそうする必要はあったのかが疑問です。
今までどおりでよかったんだけどな。
まあ後半一切ヒナと新田さんが出てこない「アンズまつり」状態なのにいつもの「鮭とイクラと893と娘」流れてもそれはそれでツッコミたくなるから仕方ないか。
そこはエビチリだろ!
アンズが林家に引き取られて、初めての食事。
なんと回鍋肉である。
そこはエビチリだろ!
中華料理屋だしメニューにもえびちりあったじゃん!
前半のえびちり推しなんだったん!?!?!?!?
わざわざイクラ丼じゃなくてえびちり出したのにその後全くえびちり生かされてないよ!
感動させたいからギャグ要素嫌ったのかな?
「えびちりが伏線だったのかwww」
的なリアクションは求めてなかったのかも知れない。
今日のまとめ
今回一番気になった所は別にある。
ED入る前の最後のセリフ。
「ちょっとティッシュティッシュ」
「ああ、俺にもくんで」
ティッシュって汲むものなの?!??!?
取るもんだと思ってた。
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